ペットと電車

ペットを飼っている人はなかなか旅行にも行けないようです。可愛さのあまり他人に預けられないという人もいます。ペットがいるために家族の誰かが残ることとなり、夫婦だけの場合などはどちらかが残ることになるので、結局中止というケースも多いようです。しかし急な不幸など緊急事態も起りえます。JRや私鉄では手回り品扱い規定を順用して、ペットをケースに入れて乗車できます。ただし、一般の手回り品が無料であるのに対して、ペットは有料となります。猫や子犬などの小動物は、まず長さが70cm以内で、立て、横、高さの合計が90cm以内のケースに入れる事が条件です。重さはケースと動物の重さの合計が10kg以内で10kgを超えると乗れません。もちろん他の乗客の迷惑にならないようにすることはエチケットとして当然です。料金は乗り継ぎをしなければ距離に制限はありません。100kmを超えて乗り継いだ場合は更に260円を払います。100km以内の区間であれば、乗り継いでもその料金は払わなくてよいことになっています。なお、盲導犬協会に登録されている盲導犬は無料です。手回り切符は、駅構内の精算所にて発売されているので、乗車キップを買ってから手回りキップを買うこととなります。また、転勤などにより引越す場合はペットを他の荷物と一緒に運んでくれるかという問題がありますが、以前は小荷物扱いで受け付けていましたが、現在ではJR、私鉄とも扱っていません。宅急便でも扱っていないので、ペットを運ぶ場合は、あくまでも飼い主が同伴しなければなりません。

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